とあるフリーランスの昼寝言

フリーランスライターの雑記

独立6ヶ月目で反省点あげるなら3つ。そう、この3つが致命的なのだ。

独立して6ヶ月がたちました。雪が降る季節に開業したわけですが、気がつけば桜は散り、まとわりつくような暑さが到来していました。もっとカラッと晴れて欲しいもんです。

この6ヶ月山あり谷ありでした。仕事は徐々に増えてきましたが、たくさんの反省点があります。独立当初は誰でも起こりうることや、中には社会人、フリーランス関係なく気を付けなければいけないこともあります。

と、いうことで。

今後の糧にするためにも、これからフリーランスになる人のためにも、私と同じような過ちを犯して欲しくないので、ここで反省点を3つ書いておきたいと思います。致命傷は避けてください。

1.レスポンス

今では秒速で返信するチャットやメールですが、独立当初は今と比べると遅かったと思います。内容によっては、時間をかけて考えた上で返信をしていました。しかも、返信の文章が短すぎるとこれでいいのか・・・と思うことも。

なぜかわからないのですが、日本語の場合、メールの文章が短いと印象が悪いように感じてしまいます。社会人の時、反省文をA4半分にまとめたら、「努力が見えないから2枚以上書け」と上司に言われたからでしょうか。ある種の内容重視の返信恐怖症ですね。でも、これがよくなかった。

よくよく考えればわかることなんですけど、メールって「連絡」「回答」の2種類しか用途がありません。回答に対しては、Yes or No or 第三案の提示。連絡は、5W1Hを踏まえて結論ファーストで送るだけ。

だから、特別内容に悩む必要なんてないし、長さもあまり関係ない。それよりも返信速度だと思います。「返信速度=信頼度」だと思ってもいいくらい、気を付けた方がいいです。

自分の立場で考えてみるとわかるのですが、誰かに問い合わせする時って「want」か「need」の時です。「want」は緊急性はなくても、欲しいと思えるもの。家や車のカタログ、保険。「need」はトイレの水がでないとか、車が壊れた時です。

「need」は、すぐに返信欲しいので返信速度は超重要。お世話になっているクライアントさんから、緊急で一本書いて欲しいという依頼がそうですよね。

一方、扱いにくいのは「want」の問い合わせ。「見積ください」とか「納期余裕あるんでいつでもいいですよー」とかですね。一見緊急性が見えないため対応が遅れがちですが、信頼性を高めるためにはこの対応が超大事。

急いでないのに、返信や回答がすぐにくると、「おお、はええっ」ってなって、信頼度上がります。

特に駆け出しで実績やスキルがない場合は、レスポンスで価値生み出すしかない。

私は最初これができていなかったので反省しています。今はチャットやメールはすぐ返信しますし、できる編集者さんも秒速で返信してきます。返信遅いと、仕事が途切れ途切れになってしまうんですよね。これは時間の無駄。

ということで、返信速度を鬼速度にすることで、相手の時間を節約し、さらに信頼性も高められるということです。

キャッシュフロー

社会人の頃は、毎月固定収入があるため、キャッシュフローなんて考えたことありませんでした。(キャッシュフローは、お金の流れという意味で、入金と出金みたいなものです)

独立してから、とにかくキャッシュフローの計算には気を使いました。例えば、5月に売上50万円あげたとしても、クライアントさんによっては2ヶ月後とかに振込になることもあります。でも、「外注先には6月に入金しないといけない・・」「新幹線の建て替え費用も6月引き落とし・・」こんなジレンマを感じて生きていました。(外注はほとんど使わないですけど笑)

もちろん、フリーランスならつねにキャッシュフローの心配はつきませんが、独立当初は読みが甘いので下手すると資金が回らなくなります。支払いが滞ると、融資してもらえなかったりローン組めなくなったりするので、ほんと注意。

資金を回すコツは、最低三ヶ月先の運転資金が足りているか見ておくことです。もし3ヶ月後、運転資金がショートするなら銀行や信用金庫などからの借り入れをギリギリ検討できると思います。(借りれるかは別ですよ)

 

無謀な計画

フリーランスになったばかりって、「24時間働けます」みたいなニュータイプになっています。しかし、残念ながら人間は24時間働けません。それを忘れて、仕事を受注しまくると痛い目を見ます。確かに資金が心配な心情はよくわかります。私もお金がなくて、宝くじが当たる夢を見るほどでした。

だからと言って、やみくもに仕事を受けると体が持ちません。仕事もキャパを超えると、ミスが増えたり、モチベーションが落ちたり、最悪クオリティが落ちます。一時期仕事が増えすぎた時、まさにそのような状態に陥っていました。ほんと最悪ですよ。

だから、最近は、休むことも仕事のうちだと思ってます。仕事していないと不安になることもありますが、ずっと仕事をしていると知らないうちに、大切なものを失ってします。愛とか健康とかね。

ジム行ったり、ツイッターしたり、ユーチューブ見たりする時間も考慮にいれて仕事のスケジュールを立てることが大切ですね。ツイッターも仕事なので、時給換算して1時間1000円くらい経費になって欲しいです。

まとめ

皆さんはこんなことないとは、思いますが私は実際に経験しました。まだ独立して6ヶ月ですが、フリーランスに月日は関係ないと思っています。爆速の返信と納品、余裕のある計画を大切にして今後も邁進していきたいです。