とあるフリーランスの昼寝言

フリーランスライターの雑記

フリーランスにとってスキルより大切なたった1つの能力

一般的にスキルが大事だと思いがちなフリーランスの世界。デザイナーもライターも、いっぱしのスキルがあったほうが仕事がくることもあるかもしれない。でも、クライアントや編集者の話を聞いていると、スキルが全てではないことがわかってきたかもというお話。

 

大切な能力は共感力だ

先日参加したイベントでもいわれていたことだけど、共感力が大事なのかなぁと。共感力とは、クライアントとうなづくポイントが同じだったり、ビジョンを共有できていたり、同じアウトプット像が見えていたりすること。

たとえば、海の絵を描いてほしいと依頼したのに、山の絵をめちゃくちゃきれいにかかれても困る。これはスキル以前の問題で、上がってきた絵を最初からかき直さないといけない。

もう1つの例として、「海の絵を描いて欲しい」と言われた時に、どこまで具体的にアウトプット像を共有できているかも重要で、カリブ海なのかその人の田舎の海なのか、ハワイのビーチなのか。海といっても、どの海を共有できているかが重要なのかなと。

そこを共有できていないのに、スキル云々の話をされてもおかしいよね。

 

結局楽な人に依頼したい

結局相手も人間なわけで、楽な人に依頼したいということが大前提にある。依頼したものと全く違うものが上がってきたら、かなりつらい。相手にそれを伝えるのも気がひけるし、スケジュールも決まっていたら、さらにつらい。

だから、一言言っただけで全て理解してくれる人がいいんだよね。

スキルはその先の話で。結局納品したものって、編集者が修正を加えるし。あれは文章がおかしいとかじゃなくて、その媒体の読者に一番刺さりやすい言葉に変えているだけで。外部のライターがその媒体の色や読者を理解するのには時間がかかるからしょうがない。

これはデザイナーやフリーランス関係ない気もする。

だから、まずは共感力を磨くことかな。さて、どう磨けばいいんだろう?